後ろを見ながら走っていた幻は足元にあった石につまずいて倒れそうになり手を前に出した。しかし幻の目の前にはとてつもなく大きい古木があった。
「わっ!」
幻は古木にぶつからず〔スー〕っとすりぬけ風景の違う場所に辿り着いた。
「ここは‥‥学校か?」
幻は学校の裏にある大木のしたにいた。
「何でここにいるんだ?‥‥どうやってここに来たんだ?‥‥‥っ痛!」
色んなことを考えてた幻の右腕に、いきなり痛みがはしった。
「そういやオレ変なヤツに攻撃されたんだった。学校だと何があったか色々聞かれるし、何より信用できないから病院に行くか。」
幻は色々考えるのは後にして、一先ず腕の怪我を治すために病院に向かった。
〔カァー〕
「オッと、あのカラス何だかウ○コしそうだな〜。」
〔ペチャッ〕
「やっぱり!すると思ったんだよ。オレの勘はいつでも優れてるな〜‥‥っ痛、こんなことしてないでさっさと病院行かなきゃ。」
「やっと着いた。受け付けは確かあっちだったかな? 行ってみるか‥‥あっ!」
受け付けしようとしていた幻の前にある人物がいた。
「おっお前は!!」
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