竜「おいおい!
お前さぁ〜、ちょっと強引過ぎねぇ?
パーティーだかなんだか知らないけど、行きたくない奴だっているんだよ!」
理恵が言い返す前に、先に口を開いた高林 竜。
学年で一番の問題児だ。だが、クラスを盛り上げる人気者でもある。
由美「何よ?
行きたくないのはあんただけでしょ!」
竜「何だって?」
由美「そんなに行きたくないなら、竜抜きでパーティーしよッ!
ねッ?みんな!」
竜「上等だッ!
そんなもんこっちからお断りだッ!」
由美と竜はお互いを睨み付けている。
2人はあまり仲が良くなくて、こうやっていい争う事が何度かあった。
理恵「…ちょッ、2人ともやめて!
…ねぇ、由美ちゃん。
確かに竜の言う通り、
行きたくない人が居るかどうかは分からないけど急に明日なんて、
用事があって来れない人も居ると思うしさ…」
困った顔をしながらも、由美に話しかける理恵。みんなも困った顔をしながら、由美と理恵に注目する。
...つづく