不可抗力(絶対の力1)

シゲキング  2006-04-16投稿
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俺はいつも停止映像の中にいた…そこから…動こうとも思わなかったし…動きたくもなかった。ただ…窓から見える景色が蒼から茜色にかわっっていく……それだけが唯一俺の周りで再生していたるモノだった… また…明日も同じ時間に同じ景色を見てるんだろう…何も変わりゃしなないんだ例え…今すぐ世界が終わったとしても俺には関係ない…ずっと…これからもこんな人生かえる気もない…いやっ変える気力すらない……(ガチャ!)…久しぶりに空以外再生された扉が開き嗅ぎ覚えのあるタバコの香り…が漂ってきたセブンスター…煙草最後に吸ったのいつだったけ?相変わらずいいにおいだ…
そう思った時暗闇から声がかかった「よっ、久しぶり!…」声の調子で誰だかすぐわかったそして…そいつが 今どういう状況なのかも「ラナシ−…か?」ラナシ−…と呼ばれた男は息をきらせながらドアを乱暴に閉めた…「ハァハァ…」ラナシ−−は息も耐えだえながら震える指で煙草を必死に、吸おうとしている、しかし、うまく口に付けられず、結局下に落としてしまいそれを足で潰潰す…「最後の一本だったのになぁ…」ラナシ−は自嘲気味に言った…

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