ァナタとの出逢い
それは凄ぃ偶然の重なり合いで…
一目惚れでした。
ぁの時のことを思い出すと
胸が痛くて…涙が溢れそぅで。
もぅ一度…
もぅ一度私が生きてきた18年間の中のたった2日間…ぁの幸せな2日間に戻りたい。
ァナタと出会ぃ、今日までの出来事を
私は逃げ隠れせず
感じた幸せゃ大切な想ぃを
綴りたぃ…
と、そぅ思ぃます。
私が笹北サンと出会ったのは
大学野球、春のリーグ戦でした。
高校3年生で家を離れ
厳しくダルィ寮生活をしていた私は、その日の土曜日に友達の林檎と
『天気もえぇし最近土日ゎ寮に引き込もってばっかゃし散歩にでも行こかぁ━━♪』
って話をして昼食を持って
陸上競技場ゃ野球場がぁる近くの運動公園に散歩に行った。
池の近くなぁるベンチに座り
ご飯を食べたり話したりしてたら
隣の野球場から
応援団の声とボールを打つ音が
聞こえた。
昔から野球が大好きだった私は
『高校野球かなぁ!!』
『ヒマぃしちょっと観に行ってみる??』
林檎とそんな話をしながら球場へ。
パンフレットをもらってなかに入ったら
『大学野球ちゃん??』
『まぁ、えぇかぁ━━♪』
ってノリで入り口付近の椅子に座り観戦した。服も適当ゃったし、
観戦客少なすぎゃし…試合観るよりパンフレットめちゃ見てた。
林檎とワィワィ騒ぎながら
『かっこえぇ人ぉるかなぁ!!』
とか言って盛り上がってた。
入り口からでて来る人を
なんとなく見てた…
本当に一瞬だった。
後ろ姿が凄く印象的で目が離せなくて
振り向いてこっちを見た瞬間
…一目惚れゃった。
『林檎!!ぁの人バリ男前♪』
私の好きなタィプとか知りつくしてる林檎は
『あぁ!!好きそぅ━━。名前は??』
背番号とローマ字で書かれた名前、ユニホームを覚えてパンフレットで調べた。
出身は私が寮生活してぃる市内と同じ。
今は2県も離れたY大学3年生の笹北サン…
これが、笹北サンとの出会いでした。
私の通う高校は女子が9割のほぼ女子高でした。
出会いもなくて…彼氏もぃなくて
まともな恋すらしてぃなかった高校生活。
笹北サンとの出会いは、とても大きく…久しぶりに恋の感覚を思ぃ出した瞬間でもぁりました。
その日の試合は終ゎり、林檎と一緒に寮に帰りました。
帰ってパンフレットを見ると、明日も今日と同じ球場で試合。