月に舞う(2)

フロイト  2006-04-17投稿
閲覧数[482] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「お、レーダーに反応アリ!気ぃ付けろ!」
月光牙のパイロット、クレイ・マグナス大尉が話しかけてきた。レーダーの性能は月影輝の方が劣っているのでこちらのレーダーには未だ反応はない。
「敵のタイプは?」
少しの間のあと大尉は答えた。
「火力特化型ハウンドが2機に強行偵察型ハウンドが1機だ。長距離戦が得意な機体ばっかだな」
ハウンドとは敵国の主力量産機で様々なバリエーションが存在する。
「うえぇぇ、たるいなー。こっちは遠距離苦手だってのに…」
「で、どうすんだ?星野小尉。むこうもそろそろこっちに気付くぜ」
「ステルスを使って一気にケリを付けます!」
しばらくしてこちらのレーダーにも反応があった。
「目標補足!そんじゃおっぱじめるぞ!」
大尉はそう言うと右腕に装備しているレーザーライフルを発射した。
「ステルス機動!舞え!月影輝!」
俺はブースターの出力を上げ一気に加速した。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 フロイト 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ