リュウは【王の間】にいた
王『バカモン!!子供が城に住んでいない事事態異例の事なのに旅に出るとは何者だ!お前は将来この城,いやシャフト地方を納める王へとなってゆくのだ!!旅など許さん!今後城から出るな。地下室をお前の部屋にしよう。外出は許さん!いいな?分かったらはやくいけい!!!!』
リュウ『そんなぁ..』
リュウはレナに電話をし『旅は少しまって』と伝え,地下室に入った
リュウ『なんとかして抜け出せないかなぁ..』
光の神に言われた事を思い出した
俺とレナ,そして他に何人か光に選ばれた戦士がいるらしい
なんで俺とレナなんだ?
それが疑問だった
まだ16歳,城のしきたりの兵士特訓までまだ2年あるから戦闘なんかした事ない
レナだって親は有名科学者で魔法使いだが,レナはまったく興味が無いと言っている
城には優秀な兵士がたくさんいるのになんで俺とレナなんだ??
そんな事を考えてる間に上から騒ぎ声と放送が聞こえた
『城,城下町住民に次ぐ!!城下町付近にモンスターの大群を発見!!城下町侵入の恐れを予想!各住民は各家で待機!兵士は至急王の間へ!!繰り返す..』
リュウ『なんだって!?大変だ..』
兵『リュウ殿,王より帰還命令が出ました。至急お戻り..ぐふっ!!!』
リュウ『悪いな!』(タッタッタッ..)
リュウは兵士を気絶させ,剣をかっぱらい城を抜けた
『逃げろー!!』
『家に入れー!!』
『うわぁ!きたあー!!!!』
『がおぉぉ!!』
『ぎゃぁぁぁ!!』
兵士『皆いくぞ!』
『おおおー!!』
戦いは続いた
しかしリュウは城下町にいなかった
レナ『でも大丈夫かなぁお城』
リュウ『大丈夫だよ。俺でさえ倒せたモンスターだからな。けど,やっと事の重大さがわかった。俺らがあのモンスターの反乱を2度と起こさないようにしなきゃ』
レナ『うん!!』
この騒ぎで門の見張りの兵士もいなかった
門を越え,山を越えた
その先には見渡す限りの草原が広がっていた