いつかの僕ら。 ONE》 久しぶりに晴れた空の匂いにつられて家の外に出た。 無意識に足を運んだのは何へんてこもない公園。遊具の取り外された古びたちっぽけな公園。唯一あの頃から残っているのは二つのベンチ。 ここにキミと座った。 あれから何年経ったのだろう。 気が付けばもう僕は25歳。 まだ傷は癒えないまま。
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