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“ダンッ”
使真の触手に跳ね飛ばされかた膝をついた。
水夏『ッ〜〜…なんなのよアレぇ』
“ピッ”
回線が開く。
歩『水夏!ダイジョブ!??』
水夏『アユム…えぇ。一応は何とも無いわ。
でも……怜子なんなのあの堅さ!!みためと全っ然違うわよっっ!?』
実際に敵と対峙しているのだから当然だろう。
水夏と歩は結果を急いでいた。
怜子「待って…今データを調べてるんだけれど……
その使真の体に付いている銀色、ジェル状の物質のせいでうまくスキャンできないのよ―――」
水夏『そんな……』
歩『とりあえず、レーザー系か何かでいくしかないんじゃないですか?』
歩が冷静に判断して提案する。
瑞枝「――そうね。アレ(使真)はヴェリの装甲と互角の強度をもっている――ならどの弾薬でも実体弾では無理でしょう――。」
怜子「わるいわね―。すぐ解析できれば……」
怜子ははにかむようにいった。