６２００日あまり過ごした 日々をしっかり記憶している、昨日のコトのように…
疲れた体でソファーに横たわり 寝息ともイビキともおもえる息づかい…
安心した姿の寝顔
１７歳を迎えた息子の寝姿
１７年前の…あの日も
真っ赤な顔して泣きながら…お乳を飲みながら…スースー寝ていた姿
小さな指で
私の指をシッカリ掴み
温もりを感じながら…満たされた気持ちを与えてくれた
悲しいとき…必ず聞こえてくる”母さん”母さん…” と
待てど…待てど…
姿の無い声だけが
今日も…胸に響く
涙なんて…枯れるほど流し流したはずなのに
枯れることなどなく
何を想う涙…いつの間にか 頬を伝う
枯れることなど ない
１７歳誕生日…部活から何時に帰るともわからない…
大好物のグラタンを仕度して帰りを待つ
喜んで食べてくれた姿 ”母さんマジ旨い！”
” マジ旨いしぃ！”
”沢山あるから食べりぃ”たわいもない親子の会話
毎年当たり前のようにあった光景…
だったのに…
１歳の誕生日を迎えた日ケーキのローソクを…つけては吹き消し
何度も何度も繰り返して なかなか食べさせてくれなかった日
偲ぶ想いを…
少しだけ…
紐解くことが出来るように…なりました
沢山の友達…
支えて下さった方々…
夢中になったこと…
全てとは…言わないけど
あなたの姿
一生懸命生きてた姿
少しづつ…
…
書きとめておきたい
あなたの証
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