また依頼がきた。
今度は石を取って来いとの事だが‥
「人里離れたこんな山奥の遺跡に取りに行けだなんて」
バス停から降りて8時間歩きどうしでへとへとになってしまった。
「報酬をはずんでくれるてんだから断れないよなあ」
「今日はここで野宿だな」
この依頼に佐々木啓造も同行していた。
「先輩凄い荷物の量ですね」
「あらゆる状況に対応する為だよ」
啓造は笑いながらそう言うと
「何食べたい?」
「山奥でそんな事言える訳ない‥‥」
仁は言葉を失った。
そこには料亭並みの食事が出ていた。
「今日のところはこんなものしか用意できない」
啓造はすまなさそうにしている。
(なんで山奥でこれほどのものを作れるんだーーーー!!!)
仁は心の中で盛大なツッコミをしてしまった。