これから話すことはウソではなく、全てノンフィクションだということを忘れずに読んでいただこう
これはどこの高校でもあるイジリ(両者無言の同意のもと、少し辛めの即席ショートコントのようなものが繰り広げられること)を中心としたコメディー作品である
主な登場人物
カナマヤスマ(完ぺきなまでのいじられキャラで常にKYな行動をとる。主にこいつがイジられます)
わたなべサン(アメとムチを使いこなすイジリ側。爆発的なイジリの発端をよく作る)
河西(合いの手をうつタイミングが絶妙。攻める時は攻め、引く時は引く)
おいチャン(わたなべサンとイジリのコンビネーションを作り上げていくうえでかかせないキャラ。たまに名言が生まれる)
ショウナイ(全宇宙でぶっちぎりの不細工。イジられキャラ)
佐藤(KYなカナマが大嫌い。ごく普通の少年)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄キーンコーンカーンコーン♪ 下校の時間を知らせるチャイムが学校に鳴り響いた
「シェー!!!!」なにやら上の階で誰かの叫び声が聞こえる。これはわたなべサンの声だ
みんなとは一つ違った階のクラスに所属するわたなべサンは、誰よりも早く階段を降りてきた
わたなべ「フゥー♪ちょりーす!!」
河西「いいテンション!」
おいチャン「おわったあぁ♪」
いつもと変わらぬテンションで皆は廊下に集まった
カナマ「今日も一日疲れたね」
そうカナマが口にした瞬間、彼らのイジリがはじまった
わたなべ「おいィ!!そりゃないぜカナマ先輩ぃ」河西「ですね」
おいチャン「何しに学校へきてるんたい?」
カナマ「え?どういうことだよ」
彼がそういうのも無理はない。しかし、イジリとは意味を追求してはいけないものなのである。それが彼らのモットーなのだから