レナ『ねえ..リュウ』
リュウ『なんだよ..』
レナ『抜け出さない?』
リュウ『どうしたんだよいきなりっ』
リュウは驚いて聞いた
レナは話を続けた
レナ『デイモンさんがとまって行けって言った時,デイモンさん何か言ってたわ。私には『所詮こんな物か,計画通りだな』って聞こえたわ。危険よ。逃げた方がいいわ』
リュウ『まさかデイモンが..俺らに何かするとでも思ってんのか?.....でも俺も聞こえた。怪しいかもしれないけどデイモンは多分そんな事しないさ』
レナ『じゃあリュウは寝てればいいわ。私はあそこの屋根裏から中を見てみる。デイモンさんが来るかもしれない』
リュウ『...わかったよ。俺も隠れる』
2人は屋根裏に隠れた
後に声が聞こえてきた
『..ここだよ』
リュウ『デイモンの声だ!』
『ご苦労..ここに光の戦士がいるのだな』
レナ『光の戦士!?なんで私達の事を..』
『ご苦労だったなボク。じゃあ死んでいいよ!』
グスッッ
デイモン『がぁぁ!!!!』
どうやらデイモン以外に2人いるようだ
リュウ『デイモン..???』
レナ『まさか..』
静かにドアが開き,電気がついた
『...あぁれ?光の戦士さん。いないじゃない』
『貴様,だましたのか』
デイモン『え..そんな..事わ.....ぐはっ....さっき寝たはず..』
『じゃあなーんでいないのかなぁ?ボク』
ドガッッ
デイモン『がはっ!』
リュウ『デイモン!!!』
リュウは飛び出した
レナも飛び出してきた
デイモン『リュウ.....殿..はやく..逃げろ...』
『てめぇは黙ってろカスっ!』
ドガッッ
デイモン『あぁぁっ!!』
リュウ『てめえ,デイモンになにするんだ!』
リュウは剣を振り抜いた
しかし,その獣のような体をした男は固い甲羅に覆われていた
カンッッ!
『ボクちゃぁん。ボクに今なにしたか分かってんの..?』
その獣男は手を前に差し出した
指先から黒い光が出ている
デイモン『危ないっ..えいやっ!』
カッッッ!!!!!
2人は城下町の入り口にいた
デイモンは死ぬ気でリュウ達を空間移動させたのだった