〜お詫びと訂正〜
第67話で、奈央が北岡に対して、
“あなたのその少年の様な笑顔”と言う表現をしていますが、北岡は“少年”でありますので、この表現は明らかにおかしいです(笑)
正しくは、“あなたのその子供の様な無邪気な笑顔”と言いたかった訳であります(笑)他にも誤字脱字等、多々あるかとは思いますが、どうぞお許しください!!(^^ゞ
〜奈央と出会えたから。<71>〜
次の日ー。
『おはよう〜。』
今日もまた、あたしはいつもの通り、誰も返事する事の無い朝の挨拶を、教室を開けながら一応呟いてみたー。
聖人とは一緒に登校しなかったー。
昨日、初めて携帯番号とアドレスを交換したのだけれどー
今日の学校への出欠については連絡は無かったー。
恐らく聖人は今日は休みだろうー。
あたしの推測では可能性が高いー。
何故なら、今日は氷室のLIVEだったからだ(笑)
昨日、公園で聖人と色んな話をして、
聖人の色んなコトを知ったー。
聖人はBOOWY時代からの氷室ファンだったー。
あたしも聖人による影響で大好きになったー。
出来る事なら、あたしもLIVEに行きたかったけど、
LIVEの前日にチケットを取ろうと言うのは人気アーティスト故に無理な話だったー。
あたしが教室へ入るとー
その瞬間にー
教室内の空気がパッと入れ替わった様な気がしたー。
“しっ!!奈央が来たよ!!”
“アツイよねぇ〜。昨日あんなにアツイトコ見せつけられたらサァ〜。”
“北岡は一緒じゃねぇのか?!”
“一人かー。つまんねぇ〜の。”
“なぁんだ。つまんなぁい。御両人揃っての御登場だと思った。”
クラスメイト達が、あたしの方を好奇の目で見ていたけどー
あたしは全然気にも止めなかったー。
どうやらあたしはクラスメイト達の期待には副えなかったらしいー。
あたしはクラスメイト達の視線をよそに、自分の席に着いたー。
『木下。木下 奈央。職員室までー。』
あたしが登校したと、誰かがチクったらしいー。
その時あたしは、
さっきから物凄い形相で睨んでいるユカの視線に気付いていたー。