私は彼氏とｶｽﾞくんの間でﾕﾗﾕﾗと気持ちが揺れ動いていた。
私はｶｽﾞくんと時々デートを重ね自分でもｶｽﾞくんを好きになり始めていることはわかっていた。
仕事中 『この前のイケメンの彼 デートしたの？
辞めたほうがいいよ。』
『えっなんでぇ？』と私は聞いた．．．
『．．．まさか好きになってないよねぇ？彼 いろんなお店で声かけてデートしてるみたいだよ』
『うそ そうなんだぁ〜』私は信じられない気持ちと 信じたくない気持ちとで動揺していた。
まさかあの ｶｽﾞくんが．．．
でも言われてみれば 遊び慣れた感じだし カッコイイし ．．．
どうしょう私ｶｽﾞくんに本気になっちゃったのに．．．気持ち伝えようと思ってるのに．．．
仕事帰り
私は彼氏と会って別れ話をした．．．
『ごめん．．本当にごめんね．．．』
『わかった．．．しかたないね。楽しかったよ おまえといれて．．．ありがとう』
と彼氏が私なんかに優しい言葉をくれた。
私は好きな人ができたと 彼氏に伝えた。
ｶｽﾞくんがいてもいなくてもきっと彼氏とは こうなっていたと思う。
私はｶｽﾞくんに本気になってしまって彼氏といるのは辛かった．．彼氏の優しさがよけいに辛かった．．
彼氏と別れゆっくりと歩いて帰ることにした。
途中ｶｽﾞにメールをいれたが返ってこなかった。
会いたいなぁ。
何してるのかなぁ。
．．．！
私は目を疑った！
カズくんの車が停まってるコンビニ発見
私は思わずコンビニの方へ歩いていた。
あっｶｽﾞくん！
次の瞬間私は動けなくなった。
コンビニから小柄な可愛い女の子と腕を組んで出て来た．．
楽しそう．．
誰？誰だろう．．
私は思わず『ｶｽﾞくん。』呼んでしまった。
『あっ．．よう．．仕事終わったの？』
なんだかヒキツッタ顔のｶｽﾞくん。あまり見たことない顔。
『うん。今帰り。ｶｽﾞ君可愛い子だね 』と私は嫌な女だ．．
『ぅ うん．．彼女。』
『．．ぁ あっそうなんだ 仲良くねじゃあまたね』
私の恋が一日で二つも終わった瞬間だった。
そうだよね。ばかだよね。本気になるなんて。
内緒の恋をした罰だよね。
こうして内緒の本気の恋も終わってしまった。
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