人数的に不利かと思われた戦いだったが、エリナとミホシの活躍により、あっという間に逆転していた。
「ぐぅ…炎獄ブラザーが一瞬で……しかたない…バリー??」刀傷の男が叫ぶと、酒場から巨大な大男が姿を現した。
バリー「なぁ〜んだぁ〜い?兄じゃぁ」
刀傷男「あの女達とあそんでやれ?熊切を使ってもいい」
バリー「よぉ〜しぃ〜」拳をバキバキ鳴らしながらミホシとエリナの前に立ち塞がった。
バリー「えへっへへ…小娘となぁ〜にして遊ぼぉ〜かぁなぁ〜」のぉ〜んびりとした口調でしゃべる。
エリナ「うぅ〜(*>_<*)わたし、こぉ〜ゆぅ〜太くて、筋肉質の男嫌い?」エリナは一歩後ずさる。ミホシ「そう?私は好きだなぁ?」ミホシは長剣を構えながら、エリナに言う。
エリナ「…まさかミホシって……」エリナの脳裏に不安がよぎる…
ミホシ「(笑)エリナの考えてるのとはちょっと違うなぁ〜?」
言うが早いか、ミホシはバリーに切りかかった。エリナ「??ミホシ?人殺しは…」ザシュ。
バリー「ぐぉぉぉ?」
バリーの左腕を長剣で切りつける。噴き出る血飛沫…その色は赤ではなく緑だった。
ミホシ「人殺しはダメだけど、魔物は別?それにこいつは賞金首だから、好きなの?」ミホシはニカっと笑った。