あなたから別れの電話がかかってきたのはもう1ヵ月以上も前のこと
私なら、大丈夫
彼女とお幸せに
そう言って私が次にしたことは
ウィスキーを生のままながしこんで
ベッドに倒れこむようしにて、まるで小さな子供のように朝まで泣いたこと
ベイビー、だって煩わしい女だって思われたくないもの
ついこの間、あなたが彼女と歩いてるのを見かけたわ
私はなんともないふりして、あなた達をからかったけど
あの後家に帰り
部屋の明かりを全部消して
どうしようもない孤独にうちひがれながら
涙にくれた
眠れないの
薬なんてちっとも効きやしない
あなたを振り切ろうとするたび
ふわりと思い出たちが忍び寄り
私を捕らえて離さない
いいよる人はたくさんいるけれど
どうせ、彼らはお遊び
ベッドを共にしても
心を寄り添うことはできない
今夜も静寂に耳をすます
あなたの足音が聞こえやしないかと
ええ、あなたの幸せを心から願っているわ
だから、私はなんにも言えない
ベイビー、あなたは今でも私の心を掴んだまま
そして夜に私は一人で泣いているの
もう、取り戻せないことを知りながら
部屋の明かりを全部消して…