それから1ヶ月が過ぎた。
私は悩んでいた。
…こない
そう、生理がこないのだ。
どうしよう…
混乱していた。
正直、こまるし、何よりどちらの子供かわからない。
ばれても仕方無い。
意を決して主人に相談した。
「こないの」
「え…」
できたなら、産むしか答えのない私に主人は困った顔をした。
「えってどういうこと?」
「いや、だって、二人いるし…」
「おろせってこと?」
信じられない言葉がかえってきた。
私は固まる。
「経済的にも、体力てきにも、育てられないよ」
わたしは、頭をなぐられた気分だった。