俺は眞野龍一。同じクラスのコ神崎雪がちょっと気になり中…
けど昨日の体育の時挫折しそうになった。何故なら彼女にはもう好きな人がいる事を知ったから…。しかも同じサッカー部に。今日の部活で鈴宮センセに聞いてみっか…なんて、先生に分かる訳ないか
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部活が終わった。今日は鍵当番の日である。
「お疲れ」と横から声がした。振り向くと鈴宮先生が立っていた。
「お疲れ様っす」俺はそう言って視線を手元に戻したがもう一度先生を見やり…「先生」先生が振り返る。「神崎雪サンと付き合ってる人、知ってますか」
先生は俺の言葉に戸惑った様だった…