ダル)この状況で何が出来る?悪いが早く止めを刺させて貰う
サマラーの不気味な笑いに動揺せずにダルは、サマラー止めを刺そうとした瞬間
ガキン
金属音が機関室に響いた。なんとサマラーの服の下には鎖帷子が仕込んでいたのだ
ダル)ジャパニーズか?お前は!!?
ダルがツッコミをいれつつサマラーと距離を置こうとしたが、そこをサマラーは逃さず、腕に隠し持っていたナイフでダルの右腕を刺したのだ
グァァァァ
ダルは、痛みに叫びながらナイフを落としてしまった。そしてその隙をサマラーは見逃さなかった
サマラー)さっきのお礼だ
ドコッ
サマラーは、そう言って一発腹に食らわせて吹き飛ばした。さらに銃とダルのナイフを拾って銃口をダルに向ける
今度こそ絶対絶命だ。ダルの頭の中に“死”の文字しか浮かばすに必死に後ろに下がった時だった
カッン
机に当たりダルの頭に色々な物が落ちて着た
サマラー)我々の計画内に学園の者に反撃される事は想定内だが、生徒一人にここまで殺られるとは
サマラーはいらだって銃を引金を引きかけた瞬間
ヒュッ
ダルは、死に怯えて思わず落ちて着たビンを投げた
だが、サマラーは冷静にビンを打ち抜いたが、全身水浸しになった
サマラー)苦し紛れだ
そういってサマラーがダルを向くと
ヒュッ
またビンを投げてきた。本当に怯えてこれ位しか出来ないみたいだ
サマラー)ふん
サマラーは、また冷静にビンを打ち抜いた
サマラー)あっけないもんだ。最期がこんな情けないなぞ
サマラー)(いや、おかしい。何故二回目に投げた物が一番遠い物なんだ?………まっ
サマラー)まさか!!?
サマラーに、一つの推測がたった瞬間
ズン
ダルは、自分に刺さっていたナイフを抜いて、サマラーの足に向かって投げた。思わず膝をつくサマラー
だが、ダルの左手には、スパコンのケーブルが握られていた
ダル)さっきのお礼だ
ダルが、辛そうな表情でサマラーをみた。そしてケーブルをサマラーに向かって投げ、同時に机を倒した
バリリリリリリリ
凄まじい電流がサマラーに流れた
ギャァァァァァァ
サマラーは叫びながら銃を乱発した