第3章
〈悪魔がやって来る〉
母親がいなくなって、生活にも慣れてきた頃、学校から帰って、誰もいない部屋でテレビをつけて、マンガを見ていたら寝ていた。
目を覚ますと、私の上に兄(近所の中1)が乗っていた。
『ワァー』泣きだす。
足をバタバタ。
口と口でふさがれる。
手は、パンツの中からワレメをいじくりまわす。パンツを脱がし、兄も(近所の中1)ズボンを下ろして○チンをこすりだしていく魔物が入って行った。
みぃー。玄関から父親の声がする。
ズボンを上げて裏口から逃げていった。
『お父さん、恐いよ〜恐いよ』。酔っぱらっていた父親は、何も聞いてくれなかった。
布団の中で泣き叫ぶ。
『嫌だー嫌だ。お母さん帰ってきて』。