「助手じゃあ無い!高村真奈だよ!!」
真奈は手を引っ張られながらそう訴えた。
「ハイハイ、真奈ちゃん、行くよ。あっ俺佐藤法律、法律と書いて“ロウ”と読むんだ。よろしく」
警察署の扉を開けたらさっきまで真奈が居た屋上の貯水庫の裏側に出た。
「さて、俺は南舎を捜すから真奈ちゃんは北舎をよろしく、針女を見掛けたら、心ん中で“佐藤法律”って叫んでね。」
そう言うと佐藤は跳んでった。
「針女ってどうやって捜すんだろう?」
とりあえず真奈は北舎を徘徊する事にした。
もう放課後なので校舎に残ってる生徒は少なかった。
「ぎゃああぁぁぁ!!!」っと男の悲鳴が聞こえた。真奈がいる階の上の階から聞こえた。
真奈は恐る恐る階段を上がった。
階段を上りきった時、真奈の目の前には大量の血が右の教室からドロリと流れていた。
真奈は足をすりながら教室を覗いた。
女子の制服のカッターシャツのボタンが全部取れ、胸を露出して下半身も下着は脱いでいてスカートのみの長い髪を真っ赤に染めた17歳頃の女子生徒がいた。
その下には下半身は裸の首が無い男性がいた
多分この女子生徒はさっきまでこの男子生徒と性交していたのだろう