その日の夜、未希からメールがきた。
【ぉっかれぇ〜☆(^O^)明日?時にウチこれる?竜がカコに会うのたのしみぃ〜だって★笑】歌好はメールをみて思わずにやけてしまった。
【ぁははッ★゛あたしもσ(^◇^*)ヮラ 明日?時にみきチャンち行くね◎】と送信した。
次の日の朝──
ジリリリリ──…
目覚まし時計のけたたましい音が鳴りひびく。
「〜〜…。。ねっ…むーい。起きなきゃ。」
歌好は眠い目をこすりながらノロノロ立ちあがった。
準備が出来て、チャリをこいで未希の家に向かった。時間が昼をすぎているのでぽかぽか陽気で暖かく気持ちがいい。歌好の家から未希の家まではチャリで10分くらいと近かった。
ピンポ───ン…
インターホンを鳴らした。
バタバタバタ…
「はいはぁ〜い☆」
未希の声がして、ガチャっと鍵をあける音がして中から未希が顔をだした。
「いらっしゃぁ〜い★☆歌好、待ってたぁ〜!!あがってあがってぇ♪♪」
未希が笑顔で向かえてくれた。
「やほッ★おじゃましまぁ〜す。」
歌好はブーツをぬいであがった。
「竜ぅ〜!歌好きたよォ★」
ガチャ──
未希が部屋のドアをあけた。