第5章
〈親戚の家に行く〉
小学二年生になって時が過ぎ。
みぃーちゃん。
オバチャンの(母親の妹)声がする。
学校の用意をしやー。
『何で』
今日から、オバチャンの家に行くから。
『ワーイ』喜ぶ。
『お父さんと、お兄ちゃんわ』行かないわ。
魔物達から逃げれるから、行くことにした。
アパートの階段を上り、家に入っていく。
『ホッと』した気分。
真実ちゃん(娘小3年)。今日から、みぃーちゃんは、家から学校に行くから。 みぃちゃん、ご飯ができたから食べるよ〜。
並べてあったのわ鮭と肉じゃがだった。
オバチャン『おかわり』
忘れない味になった。
みぃーちゃん、風呂に入るよ。
って言っても、アパートにわ風呂がない。
ヤカンで沸かしては、ビニールシート上に水色の桶の中にお湯を何回もいれる。 お湯をかけるから、早く服を脱いで。
全裸になった私は、寒さをこらえていた。
何、その青じわ。
どうせ、お父さんがやったでしょう。
泣きだした私わ『違うよ〜違うよ』。話すと、ほんといかんわー。
オバチャンまで聞いてくれなかった。
毎日、学校にも通うようになった。
なかなか会わなかった兄弟。
学校の帰り道。ばったり、弟(魔物小学五年)会う。
『ビク』とした。
瞬間に股間を触りだした。走って逃げ出す。
ランドセルを引っ張られ、ドコにいるの。
また、走って逃げるとクラスの子がいたので、手をつなぎ歩く出した。
ぱっと後ろを振り向くと後ろにいた。
再度、振り向くといなかった。
一ヵ月を過ぎた頃、父親が来た。