私は重い足取りをしながら店に到着した。-feel- 私が在籍している店だ。店内に入るとミラーボールが回り、女の子がキレイになり、オヤジ達が癒されている。
来て早々に私は指名を受けた。相手は常連のお客だった。お客は私を見て 『今日もかわいいねぇぇ』 私は席について酒をつぎ、お客の煙草に火をつける。私は慣れた手付きでお客の視界に入らないようにお茶を足してごまかす。そして、お客の自慢話が始まった。私はいつもの様におだてて誉めまくる。お客は気分が乗ったみたいでボトルを次々に注文してくれる。はっきり言ってくそだぁ。おだてたら皆調子にのりだまされてるとも知らない。 AM4時 仕事が終わって家に帰る。帰ってくると翔太がイビキをかいて眠っていた。私はその寝顔を見ると癒される。そして化粧を落として翔太の横でそい寝をしながら翔太が起きるのを待っている。