あなたはどうしようもない人で
嬉しい時は大袈裟に喜び
悲しい事があればこれでもかという程沈んでしまう
感情に揺さぶられ大忙しなあなたは
自分の事でいっぱいいっぱいで
あなたはしようのない事を考えては頭をかかえる
そしてあなたはすぐに誰かの意見を求める
問い掛けに答えを求め
僕をただじっと見る
僕はとりあえず一説述べた後
人の気持ちを考えても本人しか解るわけがない
そう言ってしまう
また俯く
そしてまた同じ問い掛けを何度かした後
最初に戻ってまた落ち込む
あなたはいつもそうだ
腹立たしくて仕方ないのに
そう思いながらも笑顔になってくれると
僕は嬉しくて仕方なくて
つられて顔が緩んでしまう
どうしようもないのは僕の方かもしれない
いたい
あなたの側にもう少し
ただ側にもう少し