「おう。」
そう言って振り向いた人は、めちゃめちゃかっこよかった。
耳に光るデカイピアスが似合っていた。
かっこいい〜!!!
「コイツが彼氏の青井 竜(あおい りゅう)★☆★竜、この子が例の七橋 歌好ね。」未希が二人を紹介した。
「お前なんでフルネーム紹介なんだよ。笑 歌好チャン、未希からいつも話は聞いてます。よろしく!」竜が言った。
「よろしくお願いします。」
歌好はドキドキしながら挨拶した。
未希ちゃぁ〜〜〜ん。変なこと話してないよね!?
歌好は気が気じゃなかった。
「歌好、言ってなかったけど竜は歌好とタメだから敬語で話さなくていいよ☆見えないかもしれないけどォ。笑」笑いをこらえながら未希が言った。
まぢでッ!?すごく大人びててかっこいーからてっきり年上かと思ってたぁ〜!!(・□・*)
「ウン俺も19。見えないかもしれないけど…って未希てめぇ〜」そう言って竜が未希の頭を軽くこづいた。
「いったぁ〜い!バカ竜!!」未希もふざけて痛がっていた。
───仲…いいな…
歌好はなぜか未希がうらやましかった。