カウントダウン・・３
『里奈ぁ！里奈いないの？』
辺りは真っ暗になっていた…
…どこに行っちゃったんだろう
『里奈ちゃ〜ん。初めての感想はぁ？』
・・・・・・
『ダメだこりゃぁ、瞳孔開きまくってるよ。
ちょっと薬の量、多過ぎたかなぁ〜。ケケケケッ』
〈気持ち悪い・・
殺すなら早く殺せばいいのに
……お母さん、心配してるだろうなぁ。今何時なんだろ…〉
”チャラ〜チャラン・・・”
『ダメだよ里奈ちゃん、携帯切っとかなくちゃ』
”ピッピッ”
『お母さんからだったよ。
心配で心配でたまんなぁ〜いって感じ？』
『まだまだこれから楽しむんだから邪魔しないでお母さ〜ん』
アハハハハハハ！！
何度も何度も携帯が鳴る……
アタシはここだよ！
助けてお母さん！！
イタッ・・
もう薬はいらないよ
逃げたりしないから、もう打たないで・・・
『夜分にすみません。優香ちゃん？里奈そちらに行ってない？連絡もとれないの』
『あっ、おばさん。里奈は来てないですけど、あたしも学校休んでて…よくわからないです』
『そう…最近様子がおかしかっ たんだけど、優香ちゃん何か知ってるかと思って・・』
『アタシ何も知らない！！別に学校でも普通だったし。アタシは何も知らないんです！！失礼します』
『優香ちゃ…』
彼女もきっと恐れていたに違いありません。
自分のことが発端となり、こんな騒ぎになってしまったのですから…
でもあの時、少しでも里奈を心配して、力を貸してくれていたら…………
『次、疲れたからビール瓶入れてやろーぜ』
後に、解剖した結果、割れたビール瓶の破片が、里奈の膣内から発見された・・・
『ウンともツンとも反応しねぇ〜。ケツに入れても痛がんねぇし。薬効き過ぎて快感になってんじゃね？』
『あぁぁ、こんなに中出ししちまってよ！あとで調べられたら一発で捕まるよ。ヤベェよな』
『おトイレはこちらのペットボトルにどうぞぉ〜』
・・・・・・・・・・
逮捕され、裁判になった時に聞かされた凄まじい光景でした
地獄・・・
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