鬼人神-キジンシン-タケル

YU★RI  2008-02-11投稿
閲覧数[521] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「今、何時?」

アキラが僕に尋ねた。

「え〜っと…4時43分。」

「よしっあと一分だな。なあタケル、本当にこの岩開くのかなあ?」

「どうだろ…ただの迷信だと思うけどなあ。けど、もし開いたら僕たちどうなるんだろ…」

僕たちは今近所にあるとても古い神社に来ている。
本当かどうかは知らないけどこの神社は1000年くらい前からずっとあるらしい。
そして、その神社には大きな岩があり1000年に一度開くらしい。それも4時44分に。
なんのために開くかは全然知らないけど、とりあえず本当に岩が動くかどうか見に来たのだ。

「大丈夫だって。心配すんなよ。こんな大きな岩が勝手に開くわけ……………あった!!??」

ゴゴゴォゴゴゴゴォ!!!!!ドスン!!!!

4時44分ちょうどに目の前の大きな岩がひとりでに開いた。もちろん周りには僕とアキラ以外には誰もいなかった。

「アキラ…本当に開いたよ。ど、どうする・・・?」

「うわぁ〜!すげぇ!そりゃあ入るしかねえだろ!」

「でも、中真っ暗だよ…」

「何びびってんだよ。ほら、行くぞ。」

アキラは怖がりもせず中に入って行こうとした。

ポトッ………

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 YU★RI 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ