今、どこかの図書室で告白しようとしてる女の子がいる・・・。
「あっ、あの・・・す好きです!」
「んー、ありがとう。でもね、君みたいな子はタイプじゃないんだ。」
パンッ!
銃声のような音が鳴り響く。「ッツ!サイッテェー!そんな人だと、思んなかった!」
「全くぅ・・・あんなに可愛い子振って−。なに考えてるんだか。」
そう言って現れたのは、小学校からの腐れ縁、幼なじみの明里。
(だって、俺の好きな人は・・・お前なんだよ。)
「なぁに考えてんの!」
「ちょっ、おい!こっち見んなよ!」
「なぁに照れてんだか。」
〈翌日〉
(なぁんかつまんねー・・・)
「・・・あのね、急なんだけど放課後、図書室に来て欲しいんだぁ。」
(ェエ!?頭がおかしいんちゃう?)
俺は、今まで明里から誘われたことがなかったため、驚いていた。
放課後、俺は明里の言うとおり図書室に来ていた。
(どーしたんだ?こんな所に呼んで・・・。)
「ごめん待たせたっ!」
「いやっ、全然!今来たとこだって(笑」
「あのね、あたしがタイプじゃないのは分かってるけど、好きなの。」
「まじっ!?俺は、お前が好きだったから断ってたんだぞ!」俺はこれからお前を守る