小夜

リラックマ  2008-02-12投稿
閲覧数[133] 良い投票[0] 悪い投票[0]

黒蝶の舞う空には 数多の星屑が ひらりひらり流れるように どこへ向かうの

翼はためかせ 扇ぐたびに光る 真紅の刃のような 美しい光り放ち 漆黒の心と裏腹に 淡い蒼い一面を出す


下弦の笑い声を聴き 水面に映るあなた 風にゆられてなびく姿を 胸の高鳴り抑え 待ちわびる

どこに行こうと どこに帰ろうと またいつかここに その翼を休めて つぶらな瞳のその奥に 全て見透かす瞳力に なにもかも奪われたの


深い闇に消える前に あなたのぬくもり 感じていたい 短い短い時だから 一秒たりとも無駄にしない


下弦の笑い声を聴き 草原に立つあなた まるで女神のような姿を 胸の高鳴り抑え 待ちわびる

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 リラックマ 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ