好きだから
虐めるんだよ。 愛してるから傷つけるんだよ。
僕の傍に居てくれるだろう?
何故逃げるの? こんなにも愛しているのに。
何故泣くの? もっと啼いて。
僕に聞こえるようにもっと大きな声で僕の名前を呼んでよ。
どうして?
僕の気持ちは君の心には届いてないんだね。
それじゃあ無理だよ。僕しか愛してないんだもの。
どうして身体だけなの。
身体よりも気持ちが欲しいよ。
僕の気持ちに応えて。
僕の全てを否定する君でさえも愛しく想えるよ。
僕の腕の中で泣き叫ぶ君も紅い涙で啼き止んだ。