私が守ってあげる。?

みみぃ  2008-02-13投稿
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あの夜のチャットから彼のことが気になってたまに 私はチャットを覗いたが 会うことはなかった。
久々にチャットに入った

あの日と同じぐらいの時間…

『こんばんは お久しぶりです お元気ですか?』

彼だ!

『久しぶり!元気だよ』私は答えた

『貴女はきっと優しい方ですね 僕は貴女のような方ともっと早く出会いたかった』
いきなり彼は言った。

『私はなんでも話しは聞いてあげるよ 私なんかでよければね!私…なんか気になって…貴方はなんかさみしそうだね』

彼は黙っていた

しばらく沈黙が続き彼が
『あの日 あの初めてチャットした日に貴女は僕に抱かれることを断りましたね…僕はホッとしました。僕は人を愛してはいけない 愛せない 僕のような人を増やしたくないのです…』

私はなんだかその時はよくわからなかった…

『僕は若い頃沢山遊びました…ただたんに遊びだけで何人も抱きました……その罰が…僕を襲いました……』

彼は坦々と話しまたしばらく黙っていた…
私は『罰って?どうかしたの?』
と聞いた

彼は
『AIDSって知ってますよね?……もういわなくてもわかりますよね』

…………。

私は絶句した…
そして彼が
『あの日貴女が僕と会って抱かれていたら貴女に移ってました…僕はチャットですぐに会いたがる人 Hしたがる人には わかってほしくて チャットを渡り歩き お話をしています…貴女は断ったので僕はチャットを終わりにしたのです』

私は
『だから人を愛せないの?だから恋愛が怖いの?だからペットなんかしてるの?そんなのダメだょ』

なんだから私はとてもわからない悲しい感情と 助けたい気持ちで胸が痛く締め付けられた。

『いつ死んでもおかしくないのです僕は…僕だって結婚したかった 恋愛したかった 愛されたかった…』彼が初めて 弱音を口にした…

私はチャットをしながら 涙がこぼれ落ちていた
私に何が出来るんだろう

私は何をしたらいいんだろう

助けたい…助けてあげたい

私は次の瞬間
『私が側にいてあげる Hしなくったっていいんだよ 私と恋愛しようよ 私が手を繋いであげる
私が愛してあげるよ』

私は自分でもびっくりすることを口にして話していた…
…つづく



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