青い空と白い雲。
見上げているあなたも?
私も。
だって思いだすから。あなたが言ってた言葉。
「青い空のような未来が待っている。そして白い雲があなたを連れていくから」
私見上げているよ。いつも落ち込んだとき見上げてその先の将来について考える。
私の将来?ただ堂々巡りで生きてきてきっと私という人になるまで何回も姿を変えて地球にお世話になってる。
一億年前は私海だった。きっと。
だって海に来たとき懐かしい気がするから。
それになんだか涙の音が鼓動に聴こえる...。
それから私は花になった。
どんな寒い日も雪の日も雨が降ってもただいつも花が咲くようにと太陽を追いかけた。
それから太陽(私)はあなたと小さい地球を照らす。やがて流れ星を散らすそう粉くずになり星になった。
それから私はいよいよ人間になったのだ。
星が煌めき乾いた草原から風がそよいで雲が形を変える頃私は産まれた。
夢から醒めたようなまどろんだ一時に私はいつもそう思う。
だって空は今日も青いんだもの。
それにまだ夢の余韻は残っているから!