「……………」
友は黙ったまま、立ちすくんでいた。
私は、俯いたまま黙った。
怒ってる…?あきれてる…?
ついにゴンドラが地上についた。
「行くぞ。」
外には、必死に謝る係員と、野次馬でいっぱいで。
だけど、そんな中を友は、私の手を突かんで、足早に立ち去っていった。
私は、ともに引っ張られながら、賢明に謝った。
「ごめん…!バカみたいなこといって…気にしないで!」
「バカ。」
「………?」
「離れたくねぇんだろ?俺と…嘘じゃねぇんだよな…?」
コクリ…
私は、勢いに流されながらも、自分の意志を押し通し…伝えた。
「嘘じゃない…」
「なら…」
………………///
優しく私を抱きしめたあと、友が私に優しいキスをした。
甘い甘い時間が流れていた…
「離れたくてもはなさねぇ〜…☆おまえみたいな女、大好きなんだよ…!」
そう言って、最高の笑顔でこっちをむいて…もう一度甘いキスを交わした。
最悪なはずの週末が…彩られた瞬間☆
密室での運命的な恋も…ありかもね?☆
fin....