三人の目に飛び込んできた世界。扉を開けるとそこは別世界だった。
「ここが冒険者の集う場所…」ユータは店を見渡していた。
「世界中にこーゆ〜場所があって、みんなが冒険してるの?」エリナはユータに教えてあげる。
「えっとぉ…」ミホシはどんどん奥に進むと、カウンターの女性とやりとりを始めた。
「何をしてるの?」ミホシを指差しながらユータはたずねた。
「新しい冒険はないか探してるの」
ミホシはやりとりを終えて、二人の場所に戻ってきた。
「どぉ〜だったのぉ?」
「南の廃紘に宝物あり?だって?」嬉しそうに紙をひらひらさせる。
「んじゃあ、ゆっくり休んだら、行こっか?」エリナは食料や水を補給しに行った。
「でも…モンスターも出るって…」紙をみていたユータがミホシに言った。
「気にしない??さぁ〜ガッポリ稼ぐぞぉ???」ミホシは酒場をでていった。ユータも後を追う。
そんな二人を黒ずくめのマント男が見ていた。
その男の目がギラリと光ると、男は二人を追い掛けて行った