寒い冬にこそ君を思い出す
貴方に出会ったのは夏のことでした
夏は些細なことがドラマティックに思えた
夏は切ないことが永遠に続くように思えた
夏は小さな恋も、大恋愛の始まりに思えた
…強がりかな
夏の間中、時間を惜しむように、会えるときをかけがえのないものと思えた
夏の間中、時間のある限り何百往復もメールし合い、いつも繋がりを感じていたかった
夏の間中、いつも私の意識を支配していたのは、紛れもなく貴方でした
勢いよく燃え盛る恋は、長くは続かないとたくさん言われたように…
やはり私達も例外ではなくお互いに少しづつ距離が生まれて行きました
ある程度時間があくと、なんだか連絡しずらくなるものです
君はあの夏を思い出すことはありますか?
ただひと夏のアバンチュールにすぎなかったのですか?
また、いつかどこかで偶然会えたら、その時は素直な女になりたいと思います