偽装が明るみになってしまった
パンドラの箱が開いたのだ
「製造した日付を改ざんしました。つい出来心で。」
「産地を改ざんしました。バレないと思って。」
「申し訳ありませんでした。」
「申し訳ありませんでした。」
…心にもない口先だけの謝罪は聞き飽きた。反省もしていないくせにペコペコ頭を下げる社長。
言い逃ればかり考えている役員。
いつから日本は不正大国になってしまったのか?
パンドラの箱は開かれた。 老舗の会社の社長が情けない顔で並んでいる。
それを未来の大人たちがじーっと見ている。
大人たちは本当に何が正しいか正しくないかを胸を張って伝えることができるだろうか。
子どもたちは見ている。汚れない目で大人をみつめている。
ねぇ…教えてよ。何が正しいの??