しばらくあとをつけた、黒の人はまだきづいていない。 さらにあとをつけていると突然黒の人は立ち止まり振り向いた、俺たちは急いで隠れた。 「大丈夫…見つかってない」(浩太) ゆっくり立ち上がりまたあとをつけた。 黒の人は広い駐車場に入った。 「これ以上は近づけない…」(洋) 5人は立ち止まった。 「おい、あれ何だよ!」(翔太) 翔太が指をさした。 駐車場の中心には真っ黒な鎧に身をつつんだ黒の人が50人近くいた。 「あいつらあんなにいるのかよ!?」(貴明) 「やばいな…あれで全員とは限らない、これじゃうかつに外を歩けないな」(聡) 黒の人はさらに増えて80人ぐらいに増えていた。 「そろそろ離れたほうがいい」(洋) 5人は駐車場から離れた。 「学校に戻ろう、」(浩太) 「そうだな!みんなのことも心配だしな…」(翔太) 5人は学校に戻ることにした。 街はとても静かだ、俺は黒の人が気になっていた、あいつらはいったい誰で何をしようとしているのかずっと考えていた。 5人はコンビニのところにくるまで一言もしゃべらなかったが突然貴明が口を開いた。 「あっ、そういや食い物買ってねぇじゃん、コンビニ行くぞ!」(貴明) 俺はそれを聞いて思い出した。 5人はコンビニに入った、当然店員はいない。 「すげぇ!パクり放題だよ!」(貴明) 俺はそれを聞いて少し考えたがこんな状況で店員もいない、大丈夫だと思った。 ある程度の食料を確保してコンビニをでた。 「こんだけあれば足りるだろ!」(翔太) 翔太と貴明は両手に食料でパンパンになった袋を持っていた。 また5人は学校に向かって歩き出した。 学校が見えるところまでくるとホッとした。