微炭酸PEACH…?

なお  2008-02-16投稿
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いつから…こんなに距離が生まれた…?

いつから…あなたは冷たい人間に変わってしまった…?




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「はい、これ…飲む…?」


私は、買っておいた微炭酸ピーチの入ったグラスを持って、現在同居中の成也(セイヤ)に駆け寄った。


仕事で疲れた成也を、少しでも癒したかった。


「………いらない」


無惨にも打ち砕かれた、最愛の思いやり。


「そっか…置いとくね…」


コトンと音を立てながら、テーブルの上にグラスを置いた。


「俺…もう寝るわ…疲れた…」


「ぅん…お休み…」


悲しい心に、ひびが入ったのがわかった。

(ヤバい…ぁたし…泣きそう…)


「…………………」


成也は、無言で寝室の扉を閉めた。いつも一緒に寝ているから、私も後に続こうかと思ったけど、やめた。


正直、限界だった。愛が冷めきっていく様子なんて、みたくないよ…


仕事がすごく忙しいのはわかる。だから、私もそれは承諾した。たくさんのことを我慢するって決めた。


だけど、愛してくれないなんて…聞いてない。


「………っ………」


小声で泣いていた。寝室で眠りについている成也を起こさないように…


つらさは、ひどくなって行くばかり。


だけど、一度愛した人に別れを告げられるのを待つのが一番つらい……


だったら…私が……






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