夜空に星☆が浮かぶ頃。

藤原戒斗  2006-04-22投稿
閲覧数[243] 良い投票[0] 悪い投票[0]

彼女にあったのはちょうど今日みたいな雲一つない、いわゆる日本晴れの星がよく見える日の夜だった。

入院してから1ヶ月がたった、もう体の調子はダイジョブみたいだ。死人がでる事故だったのに腕の骨が一本折れただけだった、なんかもう、ミラクルを越えていたな。しかも異常な速さで完治していた(オレの体別の意味でダイジョブカナ??)
入院生活ってのもつまんなくてオレはしょっちゅう暇をしていた、なんせ夜九時になったら病室の主電源が落とされるのだった。
だからテレビも見れない、ラジオも聞けない、本を読もうにも電気がつかない。
だからオレは、夜になると病院を抜け出して、近くにある親友の家にいくようになった。(よゐこはまねすんなよ)
今日も親友の家にいくつもりだった。

コソコソとナースステーションの前を通過、そして見事脱出成功。
某赤いスーツを着た大泥棒もビックリのテクだった。(我ながら末恐ろしい)
病院の玄関からでて短い坂を降りたところに彼女は長い髪を靡かせて立っていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 藤原戒斗 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ