遠距離恋愛21

にぃる  2008-02-17投稿
閲覧数[98] 良い投票[0] 悪い投票[0]

【あらそう。気をつけて行ってらっしゃい】
母はすんなり送り出してくれた
駅まで歩き、地下鉄に乗って、空港にむかった
午前10時に空港に着いたが出発口が様々で航空券の予約などしていない私は、満席で買えないかもしれない航空券を買いに、目のとまった窓口を目指して歩いた
「羽田に行きたいのですが・・」
私が受付のグランドホステスに伝えると
〔何時の便がご希望でいらっしゃいますでしょうか?〕
「すぐ行ける便で」
そう応えると、窓口のグランドホステスがすぐさま調べだした
〔お客様大変申し訳ございません
あいにく、10時30分の便が満席でございます
11時発の便でお取りしてもよろしいでしょうか?〕
だめとは言えない
まあ、40分くらい空港内で時間は潰せる
「はい」
私は返事し、航空券を手配してもらった
高校生の私にとって東京行きの往復航空券は高額だった
でも、これも和に会いたい一心で頑張って貯めた
というより、親からクスネたといっても過言ではない
とにかく、会いたい一心だった
しばらく、空港で時間をつぶした後、出発時刻が近づき、搭乗口に向かった
搭乗口をぬけると、年末とあってか、帰省する家族や出張中の会社員などで溢れていた

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 にぃる 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ