巡る季節に肩を押されて 独りで訪れたこの岬で あなたが私に笑いかけた 愛してる 耳を塞ぎたくなる衝動 波のまにまに浮かんでは消える あの時爪をたてたのは 永遠を望んだから ほら 風に放て 今 此処で 突然のスコールに濡れた肌で 風を感じる 青い空を睨みつけて 地面を踏みしめた あなたの優しさ 壊したくなる軌跡 唸る風に波は踊る あの時翼を折ったのは 荊の鳥かごに閉じ込めたかったから ほら 風に放て 今 ここで
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