学校につくと真っ先にEクラスに向かった、 「あっ、浩太くんおかえり」(アヤ) 「うん、ただいま」(浩太)久しぶりにアヤの声を聞いてどこかホッとした気がした。 「食い物買ってきたぞ!」(貴明) 貴明が大声で言った。 「ありがと!何買ってきたの?」(結衣) 「結衣ちゃんなら何でも持ってっていいよ!」(貴明) 貴明の顔はニヤついた。 「ずるいよ結衣ちゃんばっかり〜」(ハル) 「いいじゃんいいじゃん!」(翔太) クラスの中が明るくなった。 「みんなちょっと聞いて!」(洋) 洋は今日あったことを話し始めた、急にまじめな話しになり静かになった。 「そんなにいたら外歩くのも危ないね…」(アヤ) 「ん〜何がどうなってんのかぜんぜん分かんないよ!」(ハル) みんな動揺していた。 「結局何も分からなかった…けどあの黒いやつらは何かの組織だ、でもその組織が何をしようとしているのかは分からない」(浩太) 「とにかく昼間外を歩くのも危ないしルールを決めよう」(洋) 「ルール?」(浩太) 「うん、外を歩くときは必ず5人以上で行動する、学校内も安全とは限らないから学校内では3人以上で行動するようにしよう。」(洋) 全員洋の言ったことに賛成した。 夜になった、俺は今日の見張り役で洋と西と3人で玄関で見張りをしていた。 「何で僕まで見張り役なんですか…」(西) 西は愚痴っている、洋は何か考えごとをしているようだ。 夜中の2時になり見張りの交代の時間になった。 かわりの見張り役と交代し3人は教室に向かった、そのとき突然悲鳴が聞こえた。 「中庭のほうだ!」(洋) 3人は急いで中庭に向かった。 中庭にはアヤとハルがいた。 「アヤ!!」(浩太) 「浩太くん!またあいつらが…結衣ちゃんたちがまだあそこに…」(アヤ) 俺はアヤの指差したほうに走った。 そこには5人の黒の人が立っていた。 結衣は恐怖のあまり震えていた、結衣のほかにもEクラスの生徒がいたが黒の人が5人もいることに自分も恐怖していた。 「浩太くん!」(アヤ) アヤの声がして振り向くとそこにはハル、洋、翔太、貴明、聡がいた。