今君は白鳥座のあたりで天の川の流るる水を眺めているころかなぁ
かつて昔の文学者が、銀河に鉄道があると説いた
僕は星空を眺めてため息をつく 僕にも切符があったなら 君についていくのにな
微かに響く遠花火 どこかで何かのお祭りか 君が旅立ったっていうのに 笑顔の花が夜空に咲いて 幸せそうな笑い声が響く
鉄道は走る 君が夜風に吹かれながら ふと窓の外眺めたら あの花火は見えるのかな
今どこの星座を旅してる もし見えたなら 僕はあの花火に君への想いを託すだろう
生まれ変わってもまためぐり逢いたいと
天国への鉄道は続く 終点は南の果ての十字星
君の魂は輝いて いつしか星になるのかな