もっしゃ

ばぶちゃん  2008-02-21投稿
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わっしの名は、もっしゃ、皆からそぅ呼ばれてぉる。 わっしは唯一、お眠り様が好きなのじゃ。だから、一時間ぉきにお眠り様になるむしゃ。「ドドドドドッ」 「きたぁぁぁぁー」……   ポヨポヨ。ソヨソヨ   「グゥ〜グゥ〜」    「おぃ、そこの者何をしておる?」  
「ほぇ、わっしのことむしゃ?」 「わっしはお眠り様についておるむしゃ」
「何を言っておる?ここは岳族の縄張りであるぞ…しかし、見慣れぬ顔ぶれ。何処から来たのじゃ?」…  「ほへ?わっしの事むしゃ?」… 「そうだ。ぉ主しかおらぬまぃ」
「わっしは何処からも、参いらんむしゃ。ずっとここにいたづらぁ」
「なっ何を言っておる。ただですまぬぞ」
「ただですまぬぞ?…ありがたやぁぁぁー ただで住めるむしゃ。」
「なっ何を…ただですまぬと言っておるのじゃ」
「ほへ〜」…
「なっ、なんだ こいつ!ぶれいな、叩き切ってやる」  
バババーン バタバタバター…
「なっ、何をするむしゃ?」「よそ者は叩き切る」  キィーン キィーン キィーン  「何故切れぬ…おっお主…化け物か…」    「わっしか?わっしの名はもっしゃ!」 
「こっ、この化け者めぇ?」キィーン  キィーン  「わっしの名はもっしゃ。化け物。違うよ!もっしゃっ」
「どうでもよぃ。そんなこと」キィーン キィーン キィーン 「はぁ はぁ はぁ はぁ はぁ… なっ何故、切れぬ… 」 
「おっかねーオバシャン!むしゃ…」
「だっ、誰がオバサンじゃぁぁー  わらわの何処をどう見て言っておるぅぅー」
「おっ、オバシャンじゃねぇーむしゃ?あんたオバシャンづら!!」
「このぉぉぉーー」
「わっし、もぅすぐお眠り様の時間むしゃ…」
「叩きぃぃー切るぅぅー」 タッタッタッタッ     「うりゃぁぁー」
バサァァァー シュルシュルシュル… 
「お眠り様……むしゃ」 
「何っ」……「きっ、消えた!何処に行きおったのじゃぁぁぁー」  
「グゥグゥグゥ」
!パチン! 「ふにゃぁぁ〜よく寝たむしゃぁぁ」…「ふにゃぁぁ〜」ポリポリポリ… その頃…… 「みなの者、化け物が現れて、消えたのじゃぁ 消えたのじゃぁ」  バタバタバタ バタバタ
岳族の姫は一人大騒ぎであった…。

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