わたしの服

ふく  2008-02-21投稿
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どうして『さよなら』を言うだけでこんなに苦しいのかな
どうして好きになるのは簡単だったのに嫌いになることができないのだろう
傷を負いすぎて何がどう苦しいのかも分からなくなる
暖かい昼下がりに『少し厚着したかな』って上着を脱ぐように傷も簡単に脱ぎ捨ててしまえたらいいのに
嫌いだった所を無理に見付けようとする度
好きだった所ばかりを思い出してそうやってまた辛さや悲しさを着込んでしまう
出来るなら幸せとゆう服だけを身に纏いたい

一体何が私たちの奇跡だったのだろう
好きになること
好きになってもらえたこと
手を繋ぐこと
キスをすること
笑い合うこと
喧嘩すること
一緒に眠ること
隣にいること
全てが奇跡だったのだろうか
だったら何でこんなに簡単に別れが来るのだろう
色んな奇跡が重なり合って結ばれたとしたなら
出会えたことそのものが奇跡だったのかもしれない

悲しすぎる
あなたがいなくなって
あなたとゆうたった一人の人間を失ってこんなに苦しいのならば
もう奇跡なんていらない

幸せが待つ未来へなんて進めるわけがない
嫌いな所なんて見付けることはできない
大好きで仕方がない

私はこれからもずっとあなたとの思い出とゆう服を着続けてきっと身動きが取れなくなる程もっともっと想いを募らせて
それだけの悲しい女になっていくのだろう



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