危険地帯?

ロブ  2006-04-22投稿
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黒の人は一歩も動かないがそのまわりには3人の生徒が倒れて動かない、黒の人が襲ったのだろう。 「おい、早くあいつら助けないと…」(聡) 「俺は結衣ちゃんな、他のやつはお前らが助けろ」(貴明) そのとき今まで動かなかった黒の人の1人が前にでてきた。 「くるぞ…」(浩太) 黒の人は走りだし俺のほうに向かってきた、俺は身構えたが大きな衝撃をうけ倒れそうになった。 「浩太!」(翔太) 翔太は黒の人にしがみついたがふりほどかれた。 俺はその間に殴りかかったが倒れない、逆に腹部を殴られ倒れた。 翔太もあっさりと倒されてしまった。 あまりの激痛で立ち上がれない、顔を上げると結衣たちを助けに行った貴明、聡、洋も倒れていた。 「浩太くん!翔太くん!」(アヤ) アヤが駆け寄ってきた。 「だめだ…ここから離れて……」(浩太) 「やだよ!」(アヤ) アヤは俺の体を起こそうとしたがうまく動かせない。 黒の人が近づいてきた。 「アヤ!早くハルといっしょに逃げて!早く!」(浩太) 「あたしたちだけで逃げたくないよ…」(アヤ)アヤは泣きそうになりながら俺をかばおうとした。 「なんか楽しそうなことしてんじゃん、俺もいれてよなぁ」 突然後ろのほうから聞きなれない声がした、そこにはあの孝司が立っていた。 黒の人は孝司に視線を移した。 「ちょーおもしろそうだよぉ」(孝司) 孝司はニヤニヤしている。 黒の人は孝司に向かって走りだし殴りかかる。 だが孝司は簡単によけてその腕をつかんだ、「痛いんだよこれぇ、」(孝司) 孝司はそういうと黒の人の関節を逆に曲げた。 しかし黒の人は悲鳴もあげずに腕を押さえているだけだった。 だが次の瞬間孝司はおもいきり黒の人の顔を殴りつけた。 グチャっという音とともに黒の人は倒れ、うごかなくなった。



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