「お邪魔しま〜す」
美紗が後藤の家に行った時は涼はもう来てさっそくゲームをしてた。
「いらっしゃい その辺適当に座っていいよ。」
「わかった〜」
涼は相変わらずテレビに向かってゲームをしていた。
「…………ねぇいつまでゲームしよん?」
見てるのも飽きて来た美紗は涼に声かけた。
「だってうけるもん」
やっとしゃべったらこの言葉。美紗はいたずらしてやろうと涼のうしろにこっそり行った。後藤と顔を合わせながら笑って涼をくすぐった。
「おっ!!う、わっ!!」涼はコントローラーを放して美紗の方を向くと
「何邪魔してるんですか〜?」
そう言って叩き出した。
2人が遊んでるのを後藤は笑いながらずっと見ていた。
―――もしあんな事がなければずっとこのままだった―――\r
暴れて2人も疲れて来た頃「俺どっか遊びに行って来る〜」
そう言いながら涼は部屋を飛び出て階段をかけおりた「……次はなにするんかね〜」
「もうなれたよね」
そう話して笑っていた。
その時だった。
美紗はそこにあったマンガをかりた。
「これかりるね」
そう言って美紗が後藤に背を向けた時だった―――――。