異能者13

ヒッキー  2008-02-24投稿
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入学から一ヶ月程たった。
準、歩、桜の三人はいっしょに帰っていた。あの一件以来桜もよくいっしょに行動するようになっていた。
「今度の週末に私の家に来ませんか?」
不意に桜はこう言った。
理由を聞くと、準に助けられたお礼としてケーキを焼くかららしい。
「もちろん、行く!」
甘いもの好きの準はすぐにとびついた。
「俺も行っていいの?」
「もちろんです。」
「楽しみにしてるね」
「はい」
少し桜の顔が赤らめていたのを歩が気付いた。
そのとき、歩はピーンときた。
(なるほどな)
歩は心の中で納得した。
「週末が楽しみだな、準。」
「うん」
準は歩がした笑みがいつもと違う気がした。
しかし、なにかの間違いだと思った。

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