未来-3-

ミー  2008-02-24投稿
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(秋の夕暮れ…ひぐらしが鳴く公園で俺はひとりの少女と出会った…)



「はあー…」
病院の屋上のフェンスにもたれて歩はため息をついた
「俺…完璧嫌われてるよ…」

「…瞳ちゃん…」



(えっ…うっ)

(少女は公園のベンチに座り泣いていた)

(どうした?)

(俺は泣いている少女に声をかけた)

(お父さんが…ひっく…死んじゃって…ずっ…お母さんが…元気なくて…)

(お前名前は?)

(佐伯…瞳)

(瞳ちゃん…こんなとこで泣いてたら、お母さん心配して、余計元気なくなっちゃうよ。だから、お家帰ろ?)

(…)

(そうだ!瞳ちゃんにいいもの見せてあげるよ!!)

(俺は少女を連れて公園の奥にある森に向かっていった)

(辺りはもう暗く、夜空には綺麗な月が浮かんでいた)

(着いた!瞳ちゃん上見てごらん)

(わっ…綺麗…)

(森の奥に原っぱがあり、そこから見える星空はとても輝いていた)

(元気…出せよ)

(…うん、ありがとうお兄ちゃん)

(少女が笑った)

(俺も笑った)

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